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いとうせいこう/MESS/AGE(HIP HOP)



アバンギャルドにしてポップ、
現代音楽にして日本語の大冒険、
短編小説にしてラップである。
(by いとうせいこう


名盤名盤
これぞマスターピースです。
1989年盤。

ヤン富田いとうせいこうDUB MASTER Xによる、
日本初の日本語ラップメジャーアルバム。

これはもう、
とにかく聴きましょう!

'90年代前夜に、
ヤン富田いとうせいこうDUB MASTER X
フィーチャーして、本気で作った、
日本語ヒップホップアルバムです。
それだけでOKでしょ?

1989年といえば、
スチャダラデビュー前で、
メジャーフォースが立ち上がって、
高木完、藤原ヒロシらが活動し始めた頃。

このアルバム、
発表当時、業界から、
しかも特にヒップホップ界隈から、
ほぼ無視されたらしいです。

こんなのヒップホップじゃない(笑)
だったそうです。


momopuz-img419x369-1134930393save0083.jpg


ヤン富田氏が、
いとうせいこう氏とDUB MASTER X氏を誘って、
10年残るアルバムを作る」つもりで、
ヒップホップを単なるストリートカルチャー的な、
ファッションとしてとらえず、
その本質に真っ向勝負をかけた作品です。

音楽に限らず、
'90年代は全カルチャー的に、
ウォーホールから始まった「複製」と、
ヒップホップから始まった「再構築」の時代でした。

このアルバムでヤン富田氏が
徹底的にやっているのは、
ループとサンプリングを、
現代音楽的手法としてとらえ、
トラックの解体と再構築。
(What's going onを解体~再構築してたり)
そして、
日本人として日本発の
ヒップホップを本気でやるなら日本語ラップ。
いとうせいこう氏を引っ張って来て、
日本語を徹底的にやってます、と。

momopuz-img419x369-1134930399save0084.jpg


1曲1曲の密度が全曲ヤバイけど、
ほんと、後半のジャジーなトラックの
カッコよさは鳥肌もの
です。

いとうせいこう氏の
ラップも徹底してます。

スタンスは完全にアートの領域ですよね。
エッ アッ オーッ」にしても、
そこに含まれる意味の複合さ、
その強度はアートのレベルです。

Happy Syndrome」は、
フリッパーズギターの元ネタにもなってます。

このアルバムがなかったら、
渋谷系なんて成立しなかったはずなんです。

日本のヒップホップは、
いまだこの「MESS/AGE」を超えられてない、
ってよく聞きますけど、うなずけます。
これを超えたらスゴイなあ。
それは聴きたい。


なんというか、
'90年代カルチャーの歴史や、
アートの文脈で捉えたりすると、
より一層、このアルバムのスゴさが
堪能出来るのですが、
そうでなくても充分カッコイイのでご安心を。

「いとうせいこうの声がきら~い」
とか言ってる場合じゃないっす。

ぜひ、聴きましょう。






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  1. 2006/12/05(火) 19:00:38|
  2. ●HIP HOP
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